20th Century Foxtrots・3

Gottlieb Wallisch ,piano              (Grand Piano) 48Khz/24bit 

19世紀末にブエノスアイレスで自然発生的に広がっていったのがタンゴだったが、アメリカではちょうどその頃シンコペーションが特徴のラグタイムに付けて踊れるようにして始まったのがフォックストロットの原型。これは20世紀前半アメリカで流行し始め世界中に伝播していった。日本ではちょうど大正の時代で次々ダンスホールがオープンしていく。今ではいわゆる社交ダンスの一つであり、競技ダンスの種目にもなっている。

Grand Pianoレーベルから出ているこのシリーズの3枚目は東欧とロシアの作曲家達の作品を28曲集めたもの。ハンガリーのハルシャーニ、ポーランドのタンスマン、ショスタコーヴィチまでフォックトロットの音楽を作っていたというのが新たな発見だった。なかでも、あのムラヴィンスキーの曲まで収録されているのには驚いた。短い曲ながらとても興味深く聴いた。

2021-833



Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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