BRHAMS:Piano Quartet No.1-3

Geoffroy Couteau,piano/ Quatuor Hermes


このブラームスのピアノカルテットは溌剌として爽やかで、ややもやすると暗い印象になってしまうというブラームスっぽくないところがとても新鮮でよい。

ブラームスを愛してやまないフランスのピアニストGeoffroy Couteauがブラームスのピアノ関連作品を全て録音するという壮大なプロジェクトのシリーズ第3弾。 弦楽パートがとてもいい。エルメス弦楽四重奏団は2008年にリヨン音大の北浜玲子氏のクラスだった学生で結成された。早くから、そのポテンシャリティは認められていたようでかなり鍛えられ、2009年にはリヨン国際室内楽コンクールで優勝、2011年にはジュネーブ国際コンクールで優勝、2012年にはニューヨークのY.C.A(Young Concert Artist Audition)で優勝というとても優秀な楽団ということだった。どうりで、オッと思わせるものがあると思った。ピアノとのコンビネーションも抜群で曲の魅力を充分に引き出している。このアルバムは今後も聴くことがあるだろう。

2021-1124


Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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