Rift

Hugar                                 (Sony Classical) 96Khz/24bit

ピンクフロイドかキングクリムゾンのジャケットみたいなので、これはクラシックではないだろうと思っていたらやっぱり違った。Hugarはアイスランドの二人組ユニットでネオ・クラシック、ネオ・ロックのアーティストでマルチな楽器を操る多才なアーティスト。

前作をネットにあげたところ全世界でまたたく間に5000万回以上の再生数となり、メジャーレーベルのソニーの目に止まった。実際、この新しいジャンルはソニークラシカルが最近力を入れており、契約するアーティストはかなり厳選しているのでハズレがない。

曲はメロディがきちんとあるアンビエント系で、宇宙関連の映画などに出て来るような音楽といったらわかりやすいだろうか。イマーシブ、没入感が強い。私もこのような音楽のライブに行ったことがあるが、うねるような流れを持つエレクトリック音楽と光の陰影ビジュアル効果が組み合わさって、皆おとなしく、思い思いに好きなようにグルーヴする。座って瞑想している人もいた。

昔プログレッシブロックと言われていたポップ調になる前のジェネシスとかイエスもサウンドとしては似たようなことをやっていたんだなあと妙な懐かしさを感じてしまった。

2022-103



Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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