BRUCKNER 7

Xiavier Roth, Gurzenich-Orchestra Koln (Myrious Clasics) 192Khz/24bit

フランソワ=グザヴィエ・ロトとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が2024年のブルックナー 生誕200周年を目指して計画している全集プロジェクトの第一弾。

これは、ケルンのブティック・レーベル、ミリオスクラシックからのリリースとなっている。このレーベルは録音技術者のシュテファン・カーエンが自ら理想とするハイクオリティの音楽を作るために2009年に創設したレーベルで枚数は多くないが2019年にはICMAのアワード受賞アルバムも出している。2017年に会った際に自らの録音に対するこだわりをとても熱心に話してくれたのが印象的だった。当時は10枚もなかったレーベルカタログだが順調に録音を重ねているようでとても嬉しい。小規模レーベルなので室内楽が主な対象だったが今回の一連のプロジェクトは初のオーケストラ作品なのでさぞ張り切っているに違いない。当然音質は最上級レベル。DXD録音されているのでハイレゾの192Khz/24bit以上の音源で聴くとその録音の良さがはっきりわかると思う。

2022-250

Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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