IMAGINATIONS

Raphaela Gromez、Cello  (SonyClassical)


ミュンヘン生まれのチェロ奏者ラファエラ・グロメス。2012年ガルミッシュ=パルテンキルヒェンにおいて開催された「リヒャルト・シュトラウス・フェスティヴァル」チェロ部門の優勝者である。


今回でもう6枚目の配信リリースになるのだがどれもよく聴かれる。ドイツではベストセラーになる程人気がある。一般受けするだけでなく、2019年リリースの『オッフェンバック』ではドイツの音楽賞OPUS CLASSIC AWARDを受賞してその力量をしっかりと示した。


今回は『お伽話』に関連した作品を集めたアルバムだという。これは自らがハイキングに行った時の楽しかった思い出がきっかけとなり『イマジネーション』が湧いて作品を作ることにしたという。前作はR.シュトラウスだから、随分と趣向を変えてきたものだ。


選曲は夢の中にいる様な作品、詩的な作品、また『指輪物語』『スターウォーズ』なども取り入れて、誰が聴いてもいいなあと思える魔法とファンタジーの世界を描き出している。

2021-865

Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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