OPERA EMOI

Primor Sluchin&Maud Reiner   (Paraty) 48kHz/24bit 

18世紀後半にマリーアントワネットがオーストリアからフランスに嫁いだ際に携えてきた楽器がハープ。結婚前の公女時代にはグルックという大音楽家が教師でもあり豊かな音楽教育を受けた王妃はこの楽器を巧みに弾きこなしたという。そこから、この楽器の黄金時代が始まる。多くの楽曲が書かれパリのサロンではハープとピアノの二重奏は注目されたスタイルだった。

このアルバムではオペラの著名な曲を取り上げ、この二重奏というスタイルでハープとピアノの個々の楽器の魅力とこの二つの楽器が織りなす豊かな表現を充分に伝えている。楽器同士の絡みが変幻自在でプロってすごいよなと素直に感じる。

2021-933

Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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