BACH; The Complete Works for Keyboard. Vol.5 The Weimar Period

Benjamin Alard          (harmonia mundi)  96kHz/24bit 



J.S Bachの鍵盤作品を全て録音していくという大プロジェクトの第5弾。膨大な数のオルガンとチェンバロの作品を残しているので一体第何弾まであるのだろうか。

BWV番号は基本はジャンル別でしかも作曲年代順になっているわけではないので、番号を見ただけではそれがいつ作曲されたかわからない。しかし、この全集プロジェクトは年代順に整理して録音をしていくというものなので、バッハの時代変遷を追いながら聴いていくのには至極便利なアルバムだ。

今回の第5弾はバッハのワイマール時代(1708-1717)の作品で、宮廷楽師及び宮廷礼拝堂のオルガニストだっためオルガン曲が多いことで知られている。 

 バンジャマン・アラールは、18歳のとき2004年のブルージュ国際チェンバロコンクールで1位を獲得。日本でも人気が高いクイケンのラ・プティット・バンドで通奏低音奏者としても活躍している。このアルバムではCD1がオルガン、CD2がチェンバロ、CD3がクラヴィコードという3つの異なった鍵盤楽曲楽器で演奏をするという結構難易度の高いことに挑戦している。  

2021-932

Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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