DIRK MAASSEN ;The Wind & The Sand

ドイツのピアニスト兼作曲家Direk Maassen。つい、10月にソニークラシカルから4枚目の作品をリリースしたばかりなのに、12月17日にもう新譜をリリースとはどういうことなのかと思ったが2017年マイナーレーベル時代のアルバムをリマスターしたものだった。当然、彼のスタイルである暗いミニマルミュージックで、スピリチュアル、ヒーリング、メディテーション、そんな言葉が浮かぶような曲調だ。エモーショナルな盛り上がりを抑えた平穏な美しいメロディは癖になる。このカテゴリーで世界で最も再生回数が多いアーティストというのも頷ける。

1970年生まれなので今年で51歳。経歴はちょっと変わっていて、一度はプロになろうと思いCDも出したが、音楽活動はやめて専攻の工学の仕事を生かしてエンジニアの仕事をしていた。2010年より音楽の世界に戻り始め、自作曲をオンライン上にアップしているうちに反響が出て、2019年にメジャーレーベルのソニークラシカルと契約をするに至った。今はもうサラリーマンはしていないだろう。

2021-1090




Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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