Bachiana - A Solo Cello Fantasy

Ana Topalovic , cello   (Hanssler) 96Khz/24bit 

試聴は内容知らずにブラインドで聴いていたのだが、耳に馴染んでいるバッハの一曲の後にコンテンポラリーが始まってまた次はバッハなので、一体どんなアルバムなのかと思って内容を見ると、有名な無伴奏チェロソナタ第一番の六曲の間に自作を含む現代曲を交互にはさみ込んであるアルバムだった。トラディショナルな曲と現代音楽を交互に収録するのは多くのアーティストがやっているがこういうのは覚えがない。無伴奏のプレリュードから始まってギーグで終わる順番は守っているので聴き終わりはバッハなのだが、入れ子になっている現代曲との関連が結構いい。現代曲に飽きそうになるとバッハに戻ってほっとするというような。一見すると合わないような食べ物を混ぜて食べてみたら意外と美味しかったというのに似ていてちょっと癖になるような味わい。

2022-42


Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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