Horn and Piano,Cor Basse recital


タイトルそのまま、ホルンとピアノというとてもシンプルな編成でホルンの音色の魅力たっぷりの素敵なアルバム。 ナチュラル・ホルンの名手Teunis van der Zwartが使用しているのは、1900年ごろフランスで特別にソロで吹くために繊細な音が出るように制作されたCor Solo、ここではさらに低音域まででるようにしているCor Basse。ナチュラル、まろやかな音色が特徴的。 

曲は彼の研究対象である18世紀の偉大なホルン奏者ジョヴァンニ・プント(1746-1803)に関係した作品を選んでいる。 彼のために書いたベートベンが書いた作品、プント自身の作品など。

伴奏はキャリア充分のピアニスト、メルニコフ。このホルンに合わせるように1796年アントンワルターモデル及び1830年のフォルテピアノを曲によって弾きこなしている。

二つの楽器バランスが実によく取れていて聴いていて心地良い。

2022-48

Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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