Plucked Bach : Cello Suites (Mandolin, Lute)

Alon Sariel  (pentatone) 96Khz/24bit 


寝る前に聴くのは古い撥弦系の音楽が多くて、特にリュート、キタローネ、マンドリンなどの弱音の音色を聴いていると入眠効果がいいみたいだ。そんなFor Sleepの音楽に加わりそうな一枚は1986年イスラエル生まれのギタリスト、アーロン・サリエルによるバッハのチェロ組曲。この名曲を様々な撥弦楽器で弾いてみせましょうというアルバム。

アルバムジャケットに写っているそれぞれの楽器。クレモネーゼ・マンドリン、アーチリュート、リュート・アティオルバート、ナポリ・マンドリン、バロックギターで演奏している。リュート、マンドリンにも色々なものがあるものだ。これらは弦の本数、コースがそれぞれ違うし、弾き方も指、ピックと違うはずで思っているより遥かに難しいのだと思う。アーチリュートなどは写真では良く見えないけれども恐らく複弦で全部で20本ぐらいは弦の数はあるはずで調弦も難しいのだろう。たぶん、普通の人には弾きわけられない、よってもって名手と呼ばれているのだろうが。。

チェロ組曲からピックアップした楽曲をそれぞれに適した楽器で弾いており、この音色は多分あの大きな楽器なのだろうかなどと想像しながら横になってヴィジュアライゼーションしているとすぐに眠れる。

2022-852

Classic Music Diary

仕事で年間1,000枚程度クラシック・ジャズのハイレゾ新譜を聴いています。毎日4-6枚試聴する中から気になったものを日記がわりに書き留めていこうと思います。

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